予想表。ハイライトされてるのが私のピック。 横についてる丸印が、実際に受賞した作品。 |
今年は本当にサプライズが少なく、大本命と言われていた「それでも夜は明ける」が作品賞。いろんな意味で時代を感じます。まず、黒人監督作品の作品賞受賞は初めて。20年前には考えられなかったことだから、やっぱり感慨深いものはあります。監督賞はメキシコ人のアルフォンソ・キュアロンだったけど、これも初めて。爺さん婆さんが牛耳ってると言われてきたアカデミーも、変革を遂げてるというのは嬉しいことです。最多受賞は「ゼロ・グラヴィティ」なのに作品賞は3部門しか受賞してない「それでも夜は明ける」。作品賞は最多受賞作に行く、という法則が2年連続で崩れました。もう来年からは、予想の仕方を変えないといけないわ。
胸を打つスピーチも、今年は少なかった気がする。ルピタ・ニョンゴとかすごく可愛くて良かったけど、もうちょっとスペシャルな何かが欲しかった。ジャレッド・レトは感動的だったけどちょっと長すぎた。マコノヒーの「10年後の自分を目指す」スピーチもちょいと興ざめだったし。あと、今年は放送局(ABC)のカメラマンの出来てなさっぷりが酷くて、コマーシャルに行く時のタイミングはずれるわ、注目しないといけない人の抜きは出てこないわ、なんだか大丈夫?と思う内容でした。ちょいと残念。
それでも私にとって今年のオスカーは、プレゼンターにダニエル・デイ=ルイスが出るというだけで、充分に見る価値があるもので。客席には座ってくれなかったけど、出てきてくれただけで、有難すぎる話です。ブランジェリーナも揃って出てたし、華やかな顔ぶれはすごく多くて、いつにも増して豪華な楽しい感じの授賞式だったことは、良かったんじゃないかな。ここからまた、来年への365日が始まるというわけです。
授賞式途中に、司会のエレンが「リツイート数の記録破りに挑戦!」と言って 周りに居たスターたちと撮った写真。実際にリツイートが殺到で 一時ツイッターはパンクしてしまいました。豪華で楽しい最高の一瞬。 |
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