2014年3月10日月曜日

「アメリカンハッスルよりも、ジェットスターのことについて書きたい」と言う題材を1ヶ月放置してました

概要:2月3週目、アメリカンハッスルについてブログを書こうと思ったものの、作品があまり刺さらず、加えてその週末に体験したLCCが強烈な印象を残したため、急遽そっちについて書いたのだが文章がまとまらずに今まで公開出来なかった、と言うもの。遅ればせながら公開させていただきます。↓↓↓

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さて、全然話は変わりますが、先週末(注:2月14日)の雪はすごかったですね。
私は月曜日お休みを取り、土曜日から2泊3日でニセコにスキーに行く予定を年末から入れており、それはそれは楽しみにしていたわけですが。。。土曜日の羽田、国内便はほとんどキャンセル。除雪作業が間に合わないとかで、夜までほとんど機能しなかったようです。

私の便は午前10時で、もう早朝から欠航のお知らせが来ていたわけですが、なんとか振替便に乗れないかと羽田空港に向かいました。前日の雪の上に大雨が降り、UGGが水につかって変色するくらいの悪質な道路環境の中、いつもの倍くらいの時間をかけ、モノレールに乗り継いで羽田に向かったわけです。

羽田に着くと、ロビーは人であふれかえっていて、変更希望の列には大袈裟ではなく100人以上並んでいる状態。その上、搭乗手続きは中止されていて、午後の便もどれくらい欠航になるか分かりませんとか放送している。こりゃあ埒が明かん、と、あきらめかけたその時、閃いたのです。成田はどうなんだろう?と。

と言うのも、たまたま前日、同僚との会話で、LCCが参入したことで最近は成田から国内線に乗る人が増えている、でも成田に行くのに時間もお金もかかるから、結局羽田の方がいいんじゃないの?なんてことがたまたま出てて、軽く1時間くらい、LCCについてのやりとりがひとしきりあったんです。そこで思ったの。成田で飛行機が飛んでるなら、今持ってるチケット返金してもらって、LCCで取り直して行く方法があるのではないかと。グーグル検索で「LCC 成田 千歳」と入れると、すぐにジェットスターと言う会社の名前が出てきました。調べると、一日4便飛んでいる。そして席も空いている。片道何と9900円!早速私は、羽田空港の片隅でiphone からチケットを予約し、成田へ向かうことにしました。
Yes, Jetstar!

なんせ初めて使うLCC。勝手がわからないが失敗するわけには行かない私は、しっかりホームページを読み、一つ一つ確認しながら進んだのですが、この激安LCC、何につけてもお金を取るんです!!!まず、座席指定のページに進むと一番後ろの真ん中の席でも450円と書いてある。一番前の席だと200円アップ。非常口の席だと400円アップ。その次のページに行くと、荷物を預ける場合は20キロまで1500円と書いてある。私の荷物は小さいので、「預けない」をチェックして次のページに進もうとしたところ、「予約時に申し込まず、カウンターで申し込むと高額を請求することになります」と、ものすごい勢いで脅してくる。でもその場合にいくらアップなのかは書いてない。

すごいな~と思いながら、30分前までに搭乗手続きをしないと絶対乗れませんと言う、これまた脅しにも似た注意書きに促されて、1時間半前に空港についた私。カウンターは成田の奥の方の行ったことのないエリアにあり、これ以上ないくらい簡素化された雰囲気。スタッフの制服もなんとなく質素(←偏見)、JAL/ANAのように髪型や色に統一性もなく、なんとなく大きな違いを体感しながらゲートへと進みました。

 

ゲートから飛行機は、もちろんバス。いちいちJAL/ANAとの差を見せつけられながら搭乗してみると、確かに質素だけど、別にシートは全然問題ない。飲み物なんかも全部有料なので何も頼まなかったけど、1時間半だし、別に飲み物要らないし。その上ちょっと感心したのは、CAの皆さんが、JAL/ANAとは比べ物にならないほど英語が上手だったこと。後から分かったけど、ジェットスターってオーストラリアの航空会社らしい。

結果的に、LCCは非常に合理的で優秀で、国内旅行をするくらいなら、何の遜色もないエアラインであるとの結論が、私の中に生まれました。成田に行くのが苦にならない人は、ぜひともトライすべき。加えて私が感動したのは、成田空港には雪ひとつなく、朝から飛行機が飛んでいたことでした。さすが歴史のある国際空港。搭乗ゲートのテレビでは、羽田の便がいまだに飛んでおらず、インタビューされたおじさんが「明日は息子の結婚式だから、なんとか今日中に向こうに着きたい」と嘆いておりました。ああ、ジェットスターを教えてあげたい。羽田空港はもうちょっと頑張りなさい。

2月15日午後5時の成田空港滑走路。雪なんて、跡形もない。


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