2019年2月3日日曜日

DGAの追い打ち

DGA(全米監督協会賞)が発表になりました。

本来DGAは、本戦で監督賞を誰が獲るかを占うのに参考にする賞なのですが、正直今回はそこに関しては何のヘルプにもならない結果で。というのも、ほかの賞も総なめにしてきたアルフォンソ・キュアロンが獲るだろうと99%の人が予想し、その通りになったので。もうこの項目に関しては、何も言うことがありません。

今日の結果で私が頭を抱えてしまったのは、長編ドキュメンタリー賞。なんと、オスカーにノミネートされていない、Three Identical Strangers の監督が受賞しちゃったのよ。ちなみに昨年12月18日付の当ブログ「順当すぎる外国語映画賞ショートリスト」の中で、私が予想したドキュメンタリーのノミネーションは下記5作品。

Free Solo
RBG
Three Identical Strangers
Minding the Gap
Won't You Be My Neighbor?

お気づきでしょうか。先月一番重要なPGA(全米製作協会賞)を受賞したWon't You Be My Neighbor?と、今日DGAを受賞したThree Identical Strangers を除いた3本は、ノミネートされてるんです。つまり、その3本の中のどれかがDGAを獲ったら、私は長編ドキュメンタリーをその作品にしようとたくらんでいたわけです。なのに、よりによって、なんでThree Identical Strangers なのよ?!!これならまだ、Won't You Be My Neighbor? が受賞した方が、気持ちのザワザワがなくて済んだわ。

というわけで、今年の長編ドキュメンタリーはどれにしていいのか指標を失ったわけで、ロジックがないので勘に頼る以外にありません。そうなってくると自信は全くないわ。今の気持ちとしては、Free Soloにしようかと思ってるんだけど、RBGは、題材になっているルース・ベイダー・ギンズバーグという女性最高裁判事自体がアメリカではとても人気者な上、90歳超の彼女が授賞式に現れるんじゃないかなんて言う噂もたっているから、彼女が来るなら絶対それに受賞させないと、というロジックが働く可能性もあり。あと3週間、そのあたりの情報を仕入れつつ、最終的にどっちにするかは決めたいと思います。Minding the Gap の可能性もまだ捨ててないよ!

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