昨晩宇多丸さんのところで今年のオスカーの総括をし、とりあえず2017年度のレースが一段落しました。1月から本当に楽しい2か月でした。
今回の授賞式の感想は、結果的にセクハラ騒動の影はだいぶ薄まって、政治的とは言え友好的な式になったな、と。女性の権利とかセクハラ、レイプに関する被害者意識の訴えよりも、もっと広い意味での差別撤廃とかダイバーシティが注目され、「シェイプ」と「リメンバーミー」の複数受賞+世界一イケてる婆さんに違いないリタ・モレノの登場+チリの「ナチュラル・ウーマン」の受賞なんかで、Viva Mexico! Viva Latin! という印象が強く残りました。人種、異文化ってだけじゃなく、作品賞の主役は聾唖であり相手は異星人?と、ダイバーシティ以外の何物でもない。ある意味、時代を良く映した受賞結果だと思います。
デルトロは本当に皆さんに好かれている素敵な人のようで、彼の受賞にみんながハッピー、というのがとても印象的でした。スリーアミーゴズの中で一番年下、最後の受賞になったけど、3人全員が5年以内に立て続けに監督賞を受賞することになるなんて、本当に素敵な話です。デルトロのような、生粋のジャンル映画監督が、ジャンル映画で作品賞を獲る日が来るなんて、私は全く想像できなかったけど、これが90年を迎えた新しいオスカーなんだなと、ポジティブな変化と思います。80年代のリドリー・スコットとかスピルバーグがちょっと不憫だけど、時代というのはこうして変化していくものなのですね。
2018年3月11日日曜日
2018年3月5日月曜日
1年で一番好きな1日が終わりました
皆様、アカデミー賞鑑賞お疲れさまでした。
24部門中21部門的中というのは正直できすぎな話で、私のオスカー予想人生でも今までで一番良い成績だったので、なんだか嘘みたいです。
一番嬉しかったのは短編実写のThe Silent Child を当てた時。ここは下馬評ではDeKalb Elementary が優勢で、世相を考えるとそれなんだけど、自分が見たいのはThe Silent Child の方だから、って理由で賭けたので、本当に嬉しかった。一番悔しかったのはやっぱり昨日まで迷った脚本賞かな。ここで作品も外したってわかっちゃったから、あーあ、と思いました。でもどっちの可能性もあると思ってたし、こんだけ当てたから結果オーライ、大満足です。
今日はわくわくドキドキで朝の6時から起きていて、今の今までオスカー相棒と総括をしていたので、色んな感想はゆっくり考えてからまた書こうと思います。土曜日にラジオでもまたお話しする機会を頂けるみたいなので、その時までに考えをまとめとかないと。
明日からまた来年に向かって、一生懸命映画鑑賞頑張ります。
24部門中21部門的中というのは正直できすぎな話で、私のオスカー予想人生でも今までで一番良い成績だったので、なんだか嘘みたいです。
一番嬉しかったのは短編実写のThe Silent Child を当てた時。ここは下馬評ではDeKalb Elementary が優勢で、世相を考えるとそれなんだけど、自分が見たいのはThe Silent Child の方だから、って理由で賭けたので、本当に嬉しかった。一番悔しかったのはやっぱり昨日まで迷った脚本賞かな。ここで作品も外したってわかっちゃったから、あーあ、と思いました。でもどっちの可能性もあると思ってたし、こんだけ当てたから結果オーライ、大満足です。
今日はわくわくドキドキで朝の6時から起きていて、今の今までオスカー相棒と総括をしていたので、色んな感想はゆっくり考えてからまた書こうと思います。土曜日にラジオでもまたお話しする機会を頂けるみたいなので、その時までに考えをまとめとかないと。
明日からまた来年に向かって、一生懸命映画鑑賞頑張ります。
2018年3月3日土曜日
作品賞、シェイプVSビルボードですっげえ悩み中
大体決めた。
後はシェイプを作品賞にして、脚本をゲットアウトにするか、作品賞も脚本賞もビルボードにするかを最終的に決めるだけ。
97年度タイタニックの年みたいに、おおかたの賞は一つの作品(タイタニック)に行くんだけど、俳優二人は他の作品(恋愛小説家)に行く、っていうパターンの場合はシェイプが作品賞で4~5部門受賞。この場合、珍しいケースで編集も脚本も獲らないのに作品賞を獲るってパターン。最近だと「アーチスト」がそれにあたる。この可能性は結構高い気がする。普通じゃない映画が獲るって意味でも「アーチスト」に似たとこがあるし、主演男優を除いては、獲ってる部門も監督、スコア、コスチュームと、今回私が賭けようと思ってる部門と似てるから、これ結構ありなんじゃないかな。
よくあるパターンで作品、俳優(今回は主演女優と助演男優)、脚本を獲るって場合はビルボードが作品賞で4部門。この場合はゲットアウトは手ぶらで帰ることになるけど、それは充分あり得る話。現時点ではこっちのパターンにしようかと思ってるけど、この場合は「レディバード」「ゲットアウト」の2本が手ぶらで帰ることになる。授賞式では#Time's Up に時間を割いたりかなりのスポットライトを当てるらしいから、そんな年にマイノリティ代表の2作品を手ぶらで帰していいのか?っていうのが気になるところ。
今のところ後者に賭けようかと思ってるけど、まだまだ悩み中。最終的な決断は月曜日の朝ギリギリになると思うけど、あと一日頑張って悩みます。
後はシェイプを作品賞にして、脚本をゲットアウトにするか、作品賞も脚本賞もビルボードにするかを最終的に決めるだけ。
97年度タイタニックの年みたいに、おおかたの賞は一つの作品(タイタニック)に行くんだけど、俳優二人は他の作品(恋愛小説家)に行く、っていうパターンの場合はシェイプが作品賞で4~5部門受賞。この場合、珍しいケースで編集も脚本も獲らないのに作品賞を獲るってパターン。最近だと「アーチスト」がそれにあたる。この可能性は結構高い気がする。普通じゃない映画が獲るって意味でも「アーチスト」に似たとこがあるし、主演男優を除いては、獲ってる部門も監督、スコア、コスチュームと、今回私が賭けようと思ってる部門と似てるから、これ結構ありなんじゃないかな。
よくあるパターンで作品、俳優(今回は主演女優と助演男優)、脚本を獲るって場合はビルボードが作品賞で4部門。この場合はゲットアウトは手ぶらで帰ることになるけど、それは充分あり得る話。現時点ではこっちのパターンにしようかと思ってるけど、この場合は「レディバード」「ゲットアウト」の2本が手ぶらで帰ることになる。授賞式では#Time's Up に時間を割いたりかなりのスポットライトを当てるらしいから、そんな年にマイノリティ代表の2作品を手ぶらで帰していいのか?っていうのが気になるところ。
今のところ後者に賭けようかと思ってるけど、まだまだ悩み中。最終的な決断は月曜日の朝ギリギリになると思うけど、あと一日頑張って悩みます。
2018年3月2日金曜日
2日前の雑感
日本アカデミー賞授賞式の放映を見ながら悩みに悩み中。にしても、アメリカよりも組織票が効く日本の賞で、ド級インディー作品で主演女優賞獲った蒼井優、立派です。
で、本線。本当に何が獲るかいまだに全然わかりません。昨日シェイプオブウォーター見てきました。すっごい面白かったけど、やっぱりデルトロだよな、と。圧倒的にファンタジーやジャンル作品が認められないアカデミー賞で、この作品がもし作品賞を獲ったらこれこそ歴史を塗り替える快挙なんだけど、一方でこれが獲ったらアバターとかE.T.とかかわいそうって思うところがあります。なので私の結論としては、やっぱりシェイプには入れるのやめようと思っている今。ま、この結論は月曜日の朝まで揺れに揺れますが。
ちなみに昨日から今日にかけて決めたことが一つ。今年の最多受賞は作品賞を含め4部門と決めました。すなわちかなり割れる年の予想。シェイプが作品賞を獲るとなるとこれが崩れて6部門くらいになるんだろうけど、私の予想はシェイプが獲らない方にしようと思ってるので4部門です。ちなみにたぶんシェイプも4部門くらい獲る計算。ダンケルクも3部門は入れようと思ってる。そのほかにも、ブレードランナー、チャーチル、Coco辺りは2部門入れるような感じで、ちょっと数を散らそうと思っております。あくまでも今の時点の話だけどね。
泣いても笑っても月曜日にはジェーンさんのツイッターで発表しないといけない私の予想。これから二日間、悩みに悩んで頑張ります!!
2018年2月26日月曜日
90回目はかなり楽しい#3
どのエントリーも平均3人にしか読まれていなかったこのブログ、先ほどジェーン・スーさんが紹介してくれたら、1時間で300人くらいビジターが増えました。渾身のダニエル・デイ=ルイスについてのエントリーを読んで頂いた皆様、本当にありがとうございます。恐縮です。
そして先週末タマフルのアカデミー賞予想特集をお聞きくださった方々、ご拝聴有難うございました!大好きな話題についてしゃべり続けることができる、至福の1時間でした。
今回のアカデミー賞、作品賞の行方がすごいことになっているのは勿論のこと、個人的には「ファントムスレッド」の6部門ノミネートと、この作品が衣装賞を獲るかどうかというのが、ものすごい関心事です。そのほか、長編ドキュメンタリーが面白いレースになっていて、この部門の研究もこれから一週間の課題です。アニメーションにBreadwinnerやゴッホがノミネートされたことも快挙というべきで、受賞はCocoに確定しているとしても、あっぱれなノミネーションだったと思います。
なーんてことを先週のラジオで話すつもりだったんですけど、全然時間が足りませんでした。次回話す機会を頂けた暁には、かいつまんで要点のみ残さずしゃべれるよう、今から鍛錬を積みたいと思います。
2018年2月22日木曜日
90回目はかなり楽しい#2
90回目、本当に楽しい。こんなに楽しいオスカーは、私が見始めてから初めてかもしれない。なんせ、10日を残した今日、作品賞の行方が全く分からないのだから。
去年のベネチアで金獅子を獲って以来、フロントランナーと思われてきたShape of Water。一応いまでもフロントランナーには変わりないんだけど、なんかそう思えないのはなぜ?
それは、派手な前哨戦でほとんど勝利をしていないから。ゴールデングローブも英国アカデミー賞もスリービルボードにやられちゃって、なんだか勢いをなくしている感満載。これ、PGAとDGAを獲った作品にはまず感じられないことなのに、なぜこんなに不利な感じがするのだろう。
おそらくそれは、#Me Too #Time's Up 運動に代表される、社会的な背景があるのではないかな。今年の顔になる主演女優賞を受けるには、サリー・ホーキンスは印象が弱すぎる。まだ映画を見てないからよくわからないけど、サリーの役柄がスリービルボードの主役より強いわけがないような気がするのよね。その時点で、今年らしくない。
スリービルボードが作品賞を獲るには不利な点ももちろんあって、何よりも監督賞のノミネートをなぜかされなかったこと。私が見始めてからのオスカーでは、それでも作品賞を獲ったのは2本しかなくて、一つは最初の年89年度の「ドライビング・ミス・デイジー」。この年はビデオが擦り切れるほど見た授賞式で、なんといってもダニエル・デイ=ルイスが初受賞した年。同時にグローリーでデンゼルが初受賞した年。本当に素晴らしい授賞式でした。「ヘンリー5世」でケネス・ブラナーに初めてスポットが当たった年でもあったわ。そしてビリー・クリスタルが初司会の年。とにかく何から何まで素晴らしい授賞式で、その時に作品賞を獲ったのが、ブルース・ベレスフォードが完全に無視された「ドライビング・ミス・デイジー」だったわけです。でも、そのあとに監督がノミネートされなくて作品賞を受賞したのは「アルゴ」までなかったはず。「アルゴ」が比較的最近だったことを考えると、同じことが今年起こる確率ってどんなもんなんだろ。
「シェイプオブウォーター」は未見なので、作品に関することは何とも言えないけど、やっぱり女性の権利万歳の今年の風潮を見ると、どっちかというと「スリービルボード」に利があるように思えてならない。BAFTAの状況見ても、結局やっぱりまたみんな黒装束で現れて、ハーヴィ・ワインスタインに中指立てて終わるような授賞式になるのではないか、と思えてならないのです。
もう一つ加えて言うのなら、去年並みの最大のアプセットがあるとしたら、それは「ゲットアウト」の作品賞。これは万馬券が当たるよりもオッズが低い(高い?)と思うので、まず可能性はないと思うけど、フォックスの2本以外に獲る可能性があるとしたらこれしかない。これが獲ったらある意味、去年の「ムーンライト」よりもすごいと思う。ブラムハウス制作の娯楽ホラーだからね。めっちゃ面白かったけど。
いずれにしてもあと一週間。これが終わったらまた1年待つのかと思うとつらいけど、来週末は楽しみでしょうがない。
去年のベネチアで金獅子を獲って以来、フロントランナーと思われてきたShape of Water。一応いまでもフロントランナーには変わりないんだけど、なんかそう思えないのはなぜ?
それは、派手な前哨戦でほとんど勝利をしていないから。ゴールデングローブも英国アカデミー賞もスリービルボードにやられちゃって、なんだか勢いをなくしている感満載。これ、PGAとDGAを獲った作品にはまず感じられないことなのに、なぜこんなに不利な感じがするのだろう。
おそらくそれは、#Me Too #Time's Up 運動に代表される、社会的な背景があるのではないかな。今年の顔になる主演女優賞を受けるには、サリー・ホーキンスは印象が弱すぎる。まだ映画を見てないからよくわからないけど、サリーの役柄がスリービルボードの主役より強いわけがないような気がするのよね。その時点で、今年らしくない。
スリービルボードが作品賞を獲るには不利な点ももちろんあって、何よりも監督賞のノミネートをなぜかされなかったこと。私が見始めてからのオスカーでは、それでも作品賞を獲ったのは2本しかなくて、一つは最初の年89年度の「ドライビング・ミス・デイジー」。この年はビデオが擦り切れるほど見た授賞式で、なんといってもダニエル・デイ=ルイスが初受賞した年。同時にグローリーでデンゼルが初受賞した年。本当に素晴らしい授賞式でした。「ヘンリー5世」でケネス・ブラナーに初めてスポットが当たった年でもあったわ。そしてビリー・クリスタルが初司会の年。とにかく何から何まで素晴らしい授賞式で、その時に作品賞を獲ったのが、ブルース・ベレスフォードが完全に無視された「ドライビング・ミス・デイジー」だったわけです。でも、そのあとに監督がノミネートされなくて作品賞を受賞したのは「アルゴ」までなかったはず。「アルゴ」が比較的最近だったことを考えると、同じことが今年起こる確率ってどんなもんなんだろ。
「シェイプオブウォーター」は未見なので、作品に関することは何とも言えないけど、やっぱり女性の権利万歳の今年の風潮を見ると、どっちかというと「スリービルボード」に利があるように思えてならない。BAFTAの状況見ても、結局やっぱりまたみんな黒装束で現れて、ハーヴィ・ワインスタインに中指立てて終わるような授賞式になるのではないか、と思えてならないのです。
もう一つ加えて言うのなら、去年並みの最大のアプセットがあるとしたら、それは「ゲットアウト」の作品賞。これは万馬券が当たるよりもオッズが低い(高い?)と思うので、まず可能性はないと思うけど、フォックスの2本以外に獲る可能性があるとしたらこれしかない。これが獲ったらある意味、去年の「ムーンライト」よりもすごいと思う。ブラムハウス制作の娯楽ホラーだからね。めっちゃ面白かったけど。
いずれにしてもあと一週間。これが終わったらまた1年待つのかと思うとつらいけど、来週末は楽しみでしょうがない。
2018年1月24日水曜日
90回目はかなり楽しい
昨日のノミネーション発表は、近年まれにみる面白さだった。
なによりも、Phantom Thread!!!!!
ここまで組合の賞にことごとく無視されて、もはや主演男優賞すら危ないかもと思っていたところの6部門ノミネート。しかも監督は「スリービルボード」を押さえてのノミネートです。すごいすごすぎる。助演女優賞でレスリー・マンヴィルの名前が呼ばれたときに、もしや???と思ったものの、いやあほんとに来るとは思わなかった。まさかの監督賞。そして作品賞。一人で狂喜乱舞しましたよ。映画まだ見てないけどね。
今回は、生のダニエル・デイ=ルイスを見る最後のチャンスかも知れない本当に貴重な生放送です。もちろん会社は休みます。6部門ノミネートされた瞬間に決まったね。私は絶対休むよ。
昨日のノミネーションは、この個人的な満悦を除いても、本当に面白い結果になりました。一番大きいのは、監督賞が外れたことで作品賞のフロントランナーが何なのか、本当にわからなくなったこと。GGの結果やSAGの結果だけ見ると、「スリービルボード」が明らかに一歩リードだったけれど、監督賞にノミネートされずに作品賞を獲った作品は今までに本当に少ないのです。最近では「アルゴ」がそうだけど、その前になると「ドライビング・ミス・デイジー」まで私は思いつかない。ギレルモ・デル・トロの監督賞はかなり濃厚だと思われていて、13部門のぶっちぎり最多ノミネートやPGAの結果を考えると、どう考えても現時点では「シェイプオブウォーター」が頭一つリードする状態になっちゃったのよね。しかも、この二本は同じ配給会社なんですよ。一体どっち押すんだろ。こうなってくるとBAFTAの結果ががぜん意味を生んでくるわけで、珍しくBAFTAに注目です。実際の投票メンバーとかそういうことじゃなく、風を読む意味でBAFTAの結果はかなり重要になってくると思うので。私もこれから一か月、悩みに悩もうと思います。
そのほかにもいくつか興味深いノミネーションがあって、最初に興奮したのはMUDBOUNDの撮影賞。史上初の女性撮影監督ノミネートです。これは本当に良かったと思う。素晴らしいことです。この作品を編集した日本人、上綱麻子さんも喜んでいることでしょう。びっくりノミネートとしては、編集賞のI, Tonyaですね。リレハンメルを見てた世代ならだれもが覚えてる、トーニャ・ハーディングのナンシー・ケリガン殴打事件。加害者とされた彼女の半生を描く作品です。ハーディング、たぶんオスカーにも来るだろうな。彼女にとっても、ここでなんか救いがあってよかったよね。この作品はまだ見てないけど、脚本はとても面白かったです。早く見たい。それと、ケヴィン・スペイシーの代役でいきなり映画に出させられちゃったクリストファー・プラマーのノミネートも驚いたけど嬉しかった。88歳、堂々の最年長ノミニーです。いつまでも元気でいてほしい。Darkest Hour の健闘も結構びっくりしたけど、これでオールドマンは受賞しやすくなりましたね。そもそもする予定だけど。
というわけで、かなり楽しい今年のオスカー。主要な俳優部門は正直、SAGやGGと違う予想をするのが難しいけど、アプセットがあるとしたら主演女優か助演女優かなあ。オールドマンとロックウェルは固い気がする。今更ウィレム・デフォーはもう難しいと思うのよね。サリーはBAFTAで受賞の可能性はかなりあり得ると思うので、そこで受賞するとちょっと勢いづいてアプセットの可能性を感じるんだけど、なんか彼女、友達少なそうだし、マクドーマンドの人気を見ると、やっぱりマクドーマンドに行くのかしらね。つまんないけど。
いずれにしても、今までになく予想がつかない楽しい展開。これからの一か月、わくわくドキドキが止まりません。その先にあるのが、ダニエル・デイ=ルイスの最後の姿だと思うと、悲しくて立ち直れなくなりそうなので今はまだ考えないでおこう。
個人的にはレスリー・マンヴィルが興奮の頂点だった昨日のノミネーション、一番楽しい季節の到来です。今年もラジオでしゃべる予定。ちゃんと準備をしなくては。
なによりも、Phantom Thread!!!!!
ここまで組合の賞にことごとく無視されて、もはや主演男優賞すら危ないかもと思っていたところの6部門ノミネート。しかも監督は「スリービルボード」を押さえてのノミネートです。すごいすごすぎる。助演女優賞でレスリー・マンヴィルの名前が呼ばれたときに、もしや???と思ったものの、いやあほんとに来るとは思わなかった。まさかの監督賞。そして作品賞。一人で狂喜乱舞しましたよ。映画まだ見てないけどね。
今回は、生のダニエル・デイ=ルイスを見る最後のチャンスかも知れない本当に貴重な生放送です。もちろん会社は休みます。6部門ノミネートされた瞬間に決まったね。私は絶対休むよ。
昨日のノミネーションは、この個人的な満悦を除いても、本当に面白い結果になりました。一番大きいのは、監督賞が外れたことで作品賞のフロントランナーが何なのか、本当にわからなくなったこと。GGの結果やSAGの結果だけ見ると、「スリービルボード」が明らかに一歩リードだったけれど、監督賞にノミネートされずに作品賞を獲った作品は今までに本当に少ないのです。最近では「アルゴ」がそうだけど、その前になると「ドライビング・ミス・デイジー」まで私は思いつかない。ギレルモ・デル・トロの監督賞はかなり濃厚だと思われていて、13部門のぶっちぎり最多ノミネートやPGAの結果を考えると、どう考えても現時点では「シェイプオブウォーター」が頭一つリードする状態になっちゃったのよね。しかも、この二本は同じ配給会社なんですよ。一体どっち押すんだろ。こうなってくるとBAFTAの結果ががぜん意味を生んでくるわけで、珍しくBAFTAに注目です。実際の投票メンバーとかそういうことじゃなく、風を読む意味でBAFTAの結果はかなり重要になってくると思うので。私もこれから一か月、悩みに悩もうと思います。
そのほかにもいくつか興味深いノミネーションがあって、最初に興奮したのはMUDBOUNDの撮影賞。史上初の女性撮影監督ノミネートです。これは本当に良かったと思う。素晴らしいことです。この作品を編集した日本人、上綱麻子さんも喜んでいることでしょう。びっくりノミネートとしては、編集賞のI, Tonyaですね。リレハンメルを見てた世代ならだれもが覚えてる、トーニャ・ハーディングのナンシー・ケリガン殴打事件。加害者とされた彼女の半生を描く作品です。ハーディング、たぶんオスカーにも来るだろうな。彼女にとっても、ここでなんか救いがあってよかったよね。この作品はまだ見てないけど、脚本はとても面白かったです。早く見たい。それと、ケヴィン・スペイシーの代役でいきなり映画に出させられちゃったクリストファー・プラマーのノミネートも驚いたけど嬉しかった。88歳、堂々の最年長ノミニーです。いつまでも元気でいてほしい。Darkest Hour の健闘も結構びっくりしたけど、これでオールドマンは受賞しやすくなりましたね。そもそもする予定だけど。
というわけで、かなり楽しい今年のオスカー。主要な俳優部門は正直、SAGやGGと違う予想をするのが難しいけど、アプセットがあるとしたら主演女優か助演女優かなあ。オールドマンとロックウェルは固い気がする。今更ウィレム・デフォーはもう難しいと思うのよね。サリーはBAFTAで受賞の可能性はかなりあり得ると思うので、そこで受賞するとちょっと勢いづいてアプセットの可能性を感じるんだけど、なんか彼女、友達少なそうだし、マクドーマンドの人気を見ると、やっぱりマクドーマンドに行くのかしらね。つまんないけど。
いずれにしても、今までになく予想がつかない楽しい展開。これからの一か月、わくわくドキドキが止まりません。その先にあるのが、ダニエル・デイ=ルイスの最後の姿だと思うと、悲しくて立ち直れなくなりそうなので今はまだ考えないでおこう。
個人的にはレスリー・マンヴィルが興奮の頂点だった昨日のノミネーション、一番楽しい季節の到来です。今年もラジオでしゃべる予定。ちゃんと準備をしなくては。
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